寝ている間に腕に着けておくだけで、眠りの深さや夜中に目が覚めた回数が分かるスマートウォッチ。着けたまま眠れる軽さと充電の回数を中心に8台を比べました。
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
この記事で紹介する睡眠計測スマートウォッチ8選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Xiaomi Smart Band 10 | ![]() |
充電は2〜3週間に1回 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | Fitbit Sense 2 | ![]() |
睡眠スコアが分かりやすい | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | HUAWEI Band 11 | ![]() |
16gで寝返りのじゃまにならない | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | GARMIN vivoactive 6 | ![]() |
朝の回復度まで数字で出る | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | Fitbit Charge 6 | ![]() |
細いバンドで手首が疲れない | Amazon楽天Yahoo! |
| 6位 | Galaxy Watch8 40mm | ![]() |
寝る時間の目安を出してくれる | Amazon楽天Yahoo! |
| 7位 | Google Pixel Watch 5 | ![]() |
Pixelスマホとの連携が早い | Amazon楽天Yahoo! |
| 8位 | GARMIN vivoactive 5 | ![]() |
昼寝も自動で記録できる | Amazon楽天Yahoo! |
スマートウォッチの睡眠計測では何が分かるの?
スマートウォッチは、手首の心拍と体の動きから眠りの状態を読み取ります。分かるのは「何時に眠って何時に起きたか」「浅い眠りと深い眠りがどれくらいあったか」「夜中に何回目が覚めたか」の3つが基本です。
睡眠計測で分かるのは眠りの深さと夜中に起きた回数
多くのスマートウォッチは、眠りを「浅い睡眠」「深い睡眠」「レム睡眠」「目覚め」の4つに分けてグラフにします。寝る前にボタンを押す必要はなく、着けたまま布団に入るだけで勝手に記録が始まります。
機種によっては、睡眠中の血中酸素や皮膚の温度、呼吸の乱れまで記録できます。いびきが多い人や、寝ても疲れが残る人は、このあたりの項目があるスマートウォッチがおすすめです。
睡眠スコアは毎朝の体調と見比べるのがおすすめ
睡眠計測の結果は、100点満点のスコアで出る機種がほとんどです。ただ、点数だけ見ても「だから何?」となりがちですよね。
続けやすいのは、朝起きたときの体の重さとスコアを1週間ほど見比べる使い方です。「お酒を飲んだ日は深い睡眠が半分になる」「寝る直前までスマホを見た日は寝つくまで30分かかる」など、自分のくせが数字で見えてきます。
睡眠計測のスマートウォッチはどう選べばいいの?
睡眠計測を目的に選ぶなら、見るところは4つです。重さ、電池のもち、使っているスマホとの相性、アプリの有料プランの有無。順番に紹介します。
寝ながら着けるなら20g以下のバンド型がおすすめ
睡眠計測は毎晩着けて初めて意味が出ます。寝返りのたびに気になる重さだと、そのうち外して寝るようになってしまうので、寝るとき用なら20g以下のバンド型が向いています。
腕時計型でも30g台の軽いモデルなら、口コミでは「慣れれば気にならない」という声が多めです。50gを超えるモデルは、寝ているときだけバンドを柔らかい素材に替える人もいます。
睡眠計測を毎晩続けるなら充電は週1回以下で済むものを選ぶ
意外と見落としやすいのが充電のタイミングです。毎日充電が必要なスマートウォッチは、夜に充電すると睡眠計測ができません。
充電が1週間以上もつモデルなら、お風呂の時間などに週1回つなぐだけで毎晩の記録が途切れません。今回の8台では、Xiaomi、HUAWEI、Garminの3社が10日以上もちます。
iPhoneで使うならAndroid専用のスマートウォッチを外す
Galaxy WatchとPixel Watchは、Androidのスマホでしか使えません。iPhoneを使っているなら、この2つは候補から外してください。
Xiaomi、HUAWEI、Fitbit、Garminは、iPhoneでもAndroidでも使えます。
詳しい睡眠データはアプリの有料プランが必要なこともある
Fitbitは、睡眠スコアや眠りの段階は無料で見られます。ただし、1か月分の傾向から分かる「睡眠プロフィール」などは、有料のFitbit Premiumに入らないと見られません。
Xiaomi、HUAWEI、Garminは、アプリの睡眠計測の機能を追加料金なしで使えます。本体が安くても、有料プランを足すと合計が逆転することもあるので、買う前に確かめておくと安心です。
睡眠計測におすすめのスマートウォッチ8選
ここからは、睡眠計測で選ぶなら外せない8台を順番に紹介します。
Xiaomi Smart Band 10は充電が楽でおすすめ
いま毎晩着けて寝ているのがこのSmart Band 10です。睡眠計測のために1台目を買うなら、まずこれをすすめています。
いちばん助かっているのは電池のもちです。メーカーの公称は最大21日で、睡眠計測と通知を毎日使っても、充電するのは2週間に1回くらいで済んでいます。充電を忘れて記録が抜けた日は、使い始めてからほとんどありません。
本体はかなり軽く、布団に入ってしまえば着けていることを忘れます。前に使っていた腕時計型は、横向きで寝ると手首の骨に当たって夜中に外していました。このバンドに替えてからは、朝まで着けたままでいられる日がほとんどになりました。
アプリで見られるのは、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠、目覚めの時間と、睡眠スコアです。夜中に何時ごろ目が覚めたかもグラフで出るので、「3時に1回起きている」のような自分のくせがすぐ分かります。睡眠中の血中酸素や呼吸の状態も記録できます。
1.72インチの画面は明るさが最大1500nitsあり、外でも時間が見やすいです。夜は暗くなるように設定しておけば、寝ている間に通知で画面が光ってまぶしいということもありません。
気になるところもあります。睡眠のアドバイスは「もう少し早く寝ましょう」のような一般的な内容が多く、Garminのように「休んだほうがいい」とまでは言ってくれません。数字を見て自分で考えたい人向けです。
それでも、1万円以下で、3週間近く充電しなくていい睡眠計測のスマートバンドはほかに見当たりませんでした。はじめての1台におすすめです。
Fitbit Sense 2は睡眠スコアが見やすくおすすめ
Fitbitは、睡眠計測のアプリの見やすさで名前がよく挙がるメーカーです。Sense 2はその中で、ストレスや皮膚の温度まで測れる上のモデルです。
口コミで多いのは「睡眠スコアの説明が分かりやすい」という声です。スコアの内訳が「睡眠時間」「深い睡眠とレム睡眠」「回復」に分かれていて、どこで点数を落としたかが一目で分かります。
電池は6日間以上もち、Suicaにも対応しています。iPhoneでもAndroidでも使えるので、スマホを替えても使い続けられます。
気になるのは、選び方で書いた有料プランの件です。毎日の睡眠スコアは無料で見られますが、長い期間の傾向を見たいならFitbit Premiumが必要です。レビューでも「無料の範囲で十分」と「Premiumがないと物足りない」で評価が分かれます。
睡眠のことをアプリでじっくり見たい人におすすめのスマートウォッチです。
HUAWEI Band 11は16gで寝ながら着けやすい
家族用に買って、しばらく自分でも着けて寝てみたのがBand 11です。厚さ8.99mm、重さ16gで、寝返りを打っても手首に当たる感じがほとんどありませんでした。
HUAWEIは睡眠計測に力を入れているメーカーで、アプリの睡眠のグラフがかなり細かいです。眠りの段階のほかに、夜中の呼吸の様子や、どのくらい寝つきが早かったかまで出ます。
電池は最大14日間です。使ってみると、通知を多めにしても10日くらいはもちました。
気になったのは、アプリの入れ方が少しややこしいことです。Androidの場合、Google Playではなく公式サイトからアプリを入れる形になり、最初は戸惑いました。正直、説明書を2回読み直しました。一度入れてしまえば、あとは困りません。
1万円以下で、寝るときの着けやすさを一番に考えたい人におすすめのスマートウォッチです。
GARMIN vivoactive 6は回復度も分かるおすすめ
ランニング用に買って、睡眠計測にも使っているのがvivoactive 6です。重さは36gで、バンド型よりは重いものの、寝るときに外したくなるほどではありませんでした。
Garminのよさは、睡眠の結果を「次の日どう動くか」につなげてくれるところです。朝になると、睡眠スコアと一緒に「Body Battery」という体の回復度が数字で出ます。睡眠コーチの機能が、その夜にどれくらい寝ればいいかを教えてくれるので、寝る時間を決めやすくなりました。
眠りが浅いタイミングで振動して起こしてくれるアラームもあります。使ってみると、決まった時刻にいきなり鳴るアラームより、起きたときの頭の重さが違いました。昼寝も自動で記録されます。
電池は最大11日間で、Suicaにも対応しています。
気になるのは値段です。睡眠計測だけが目的なら、1位や3位のバンドで十分です。運動の記録もしっかり取りたい人におすすめのスマートウォッチです。
Fitbit Charge 6は細いバンドの睡眠計測向け
Fitbitの睡眠計測を、細いバンド型で使えるのがCharge 6です。2位のSense 2と同じアプリで、睡眠スコアや眠りの段階が見られます。
口コミでは「Sense 2より細いので、寝ているときに気にならない」という声が目立ちます。腕時計型が苦手で、Fitbitのアプリを使いたい人にはこちらのほうが合います。
電池は最大7日間で、GPSとSuicaにも対応しています。
気になるのは画面の小ささです。睡眠の結果は本体でも見られますが、細かいグラフはスマホのアプリで見ることになります。また、長い期間の睡眠の傾向を見るにはFitbit Premiumが必要なのはSense 2と同じです。
Galaxy Watch8はAndroidで睡眠計測したい人向け
Galaxy Watch8は、睡眠の記録をもとに「何時に寝ると起きやすいか」を出してくれるスマートウォッチです。40mmは小さいほうのサイズで、手首の細い人でも寝るときに当たりにくいです。
レビューでは、睡眠中の血管への負担を数値で見られる機能や、寝る時間の目安を出す機能の評価が高めです。おサイフケータイ(FeliCa)にも対応しています。
気になるのは2つです。1つはAndroid専用で、iPhoneでは使えないこと。もう1つは電池で、公称は最大30時間です。毎日どこかで充電する時間を決めないと、夜の記録が抜けます。
正直、睡眠計測のためだけにこの値段を出すのは高いと感じます。スマホの通知や支払いも手首で済ませたいAndroidの人に向いています。
Pixel Watch 5はPixelスマホの人におすすめ
Pixel Watch 5は、GoogleのスマートウォッチにFitbitの睡眠計測が入ったモデルです。睡眠スコアや眠りの段階は、2位や5位のFitbitと同じ考え方で記録されます。
口コミでは「Pixelのスマホとつなぐと設定がすぐ終わる」「丸い画面がきれいで普段の時計としても使いやすい」という声が多いです。
気になるのは、Android専用であることと、電池のもちです。バンド型のように1週間以上はもたないので、毎日の充電が前提になります。朝の身支度の間に充電する、と決めておけば睡眠計測は途切れません。
GARMIN vivoactive 5は安く買えるおすすめ
vivoactive 5は、4位のvivoactive 6の1つ前のモデルです。睡眠スコア、睡眠コーチ、Body Battery、昼寝の自動記録など、睡眠まわりの機能はほとんど同じものが使えます。
電池は最大11日間で、Suicaにも対応しています。値段は6より1万円以上安く買えることが多く、レビューでも「睡眠を見るだけなら5で十分」という声があります。
気になるのは、眠りの浅いときに起こしてくれるアラームなど、6で増えた機能が使えないところです。起こし方までこだわりたいなら6、Garminのアプリで睡眠を見られれば十分なら5、と分けて選ぶのがおすすめです。
スマートウォッチの睡眠計測の数字はどこまで信じていいの?
スマートウォッチは医療機器ではありません。睡眠計測の数字は「自分の眠りの変化を見るための目安」として使い、病気かどうかの判断には使わないでください。
同じ夜でも、メーカーによって深い睡眠の時間が30分以上違うことがあります。違うメーカーのスマートウォッチ同士で点数を比べても意味はあまりなく、同じ1台で毎日の変化を見るほうが役に立ちます。
睡眠計測スマートウォッチでよくある質問
バンドがゆるいと睡眠計測はずれるの?
ずれます。手首と本体の間にすき間があると、心拍がうまく読めず、眠っている時間が短く出たり、途中で起きたことになったりします。指1本が入るくらいの締め具合で、手首の骨より少しひじ側に着けるのがおすすめです。
昼寝も睡眠計測に入るの?
機種によります。今回の中では、Garminの2台が昼寝を自動で記録します。ほかの機種は、昼寝が短いと記録されないことがあります。
スマホを寝室に置かなくても睡眠計測できるの?
できます。睡眠のデータは本体にためておかれ、朝スマホの近くに戻ったときにアプリへ送られます。寝るときにスマホを別の部屋に置いておいても、睡眠計測には困りません。
スマホとPC周りのガジェットを10年以上追いかけているレビュアー。充電器やイヤホン、デスク周りの小物は自分で買って試してから書きます。「安くても使い勝手が悪いものは勧めない」が決まり。



















